【建設アスベスト訴訟】被告企業株主総会で訴え
被害者の声を聞け
建設アスベスト訴訟の被告製造企業であるA&Aマテリアルに対して、被害者への直接の謝罪と製造企業からも拠出する石綿給付金への改正を求めて、6月27日に株主総会で直接取締役へ訴えを行いました。回答では「当社の責任がはっきりしていれば和解はするが、一つ一つ事案を検討する」「和解案が出たら検討する」など結局は裁判を引き延ばし、解決を先送りしている姿勢のままです。
先日、本社前での要請行動の際に警備員から原告への「アスベスト菌のお前らと話をしない」という暴言に対しては、A&Aマテリアルから文書での謝罪文は出されましたが、内容は委託先の警備員の発言で、厳重注意と合わせ再発防止に努めると取締役社長名でのおわび状となっていました。直接の謝罪はなく、当社ではなく委託先が言ったことだからという対応が被害者を軽視しています。この件についても引き続き対応していきます。
【金澤拓也通信員】