建設横浜ニュース一覧

屋外工含む証人尋問提案「争点はメーカーとの関係」-建設アスベスト第3陣訴訟

建設アスベスト訴訟第3陣口頭弁論が11月10日、横浜地裁で行われました。5月の1陣最高裁判決を受けて、国との関係では和解協議が進行し、年度内の成立を見据えて動いています。3陣訴訟の争点はメーカーとの関係に絞られてきました。

この日は裁判所からメーカーとの争点が提示され、弁護団から屋外工を含む10人程度の証人尋問の実施を提案しました。合わせて来年9月までの裁判期日が提示されました。

製造企業の責任は謝罪と賠償で示せ

アスベスト製造企業については最高裁判決で賠償が確定した後も一部原告との間で高裁へ差し戻しになっていることから、敗訴は確定しているものの、判決は確定していないとして解決への話し合いに応じない態度が続いています。謝罪も賠償にむけた責任ある姿勢も示さず引き伸ばすことは放置できません。

「建材メーカーは責任を果たせ」の世論を広げ、謝罪とともに創設された建設アスベスト補償基金へ国と共に費用負担拠出が求められます。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 聞き取りを行う山㟢隆本部副執行委員長(写真右)
    【全県一斉現場訪問】民間工事の現場でも土日閉所の現場増える春の全県一斉現場訪問行動が3月19日行...
  2. 賃金引上げ処遇改善目指し桜木町に結集=3月14日、桜木町駅前
    大幅賃上げと100万人署名の推進で、選ばれる建設産業の実現を~建設首都圏共闘イエローアクション~...
  3. 【3・13重税反対統一行動】弱い立場が消費税負担請求額から10%引かれた。