建材高騰の対策 政府に迫る
9.20生活危機突破・神建連総決起集会 関内ホールに525人
神建連は9月20日、「賃金引上げ諸要求時実現総決起集会」を関内ホールで開催、建設横浜から70人、全体で525人の仲間が参加、1万7000筆の個人請願署名を集めて神奈川県へ提出しました。
冒頭挨拶にたった益田副会長は、昨今の物価高の影響を受け、「建設労働者にしわ寄せがいっている」と建材価格の高騰の負担をすべて私たちが負っている状況が述べられ、続いて菅野会長から建設産業の現状を背景に「県に公契約条例制定を求めたい」、また、処遇改善が期待できるCCUSについては、登録推進の立場を明確にし「未来を切り開く運動にしていく」とその重要性を説きました。
基調報告に立った仙田神建連書記長は支持率が下がる岸田政権に触れ「第7波と言われるコロナ禍の中、対策を打ち出さず、政治の責任を果たしていない」と批判、10 月に始まる臨時国会中に組まれる要請行動では「建材高騰を価格に転嫁できない状況、対策を補正予算に盛り込むよう訴えていきたい」、「要求実現に向け組織拡大を全力で取り組もう」と呼びかけました。
予定していたデモ行進は荒天により中止となり、ホール舞台でのデコレーションコンテストを開催しました。横浜市内の組合は配達方式ではない給食、他の組合から国葬反対、平和を守れなどそれぞれの要求を訴えました。
最後に伊藤副会長の「がんばろう」で、拡大月間の奮闘、希望を持てる建設業への意思を確認しました。
本集会には全建総連より長谷部賃対部長、高橋住対部長が参加、各政党から連帯のメッセージが寄せられました。