
【戦後80年 憲法施行78年】武力ではなく憲法で平和をつくろう
5.3憲法大集会 全国から3万8000人
核戦争を起こさせない
「被爆者の運動引き継いでほしい」
武力でなく憲法で平和をつくろう。戦後80年、憲法施行から78年を迎えた5月3日、東京・有明防災公園で「未来は変えられる!戦争ではなく平和なくらし!憲法大集会」が行われ、全国から3万8000人が集まり、野党の国会議員も駆けつけました。建設横浜から23人が参加しました。
実行委員会を代表してあいさつに立った菱山南帆子さんは「改憲の危機を跳ね返してこられたのは、憲法集会を中心とした粘り強い市民運動があったからだ」と力強く述べ、対話を続け、参院選に向けて改憲勢力を追い詰めようと呼びかけました。
憲法学者の植野妙実子さん、政治経済評論家の古賀茂明さんと共にスピーチした日本被団協の代表委員を務め、93歳になる田中煕巳さんは「世界は核戦争の危機にある。核兵器を使ってはいけない規範を70年にわたって作り上げ、核戦争を起こさせなかった被爆者の運動を引き継いでほしい」と訴えました。
戦争国家づくり許さない一点で
立憲民主党、れいわ新選組、日本共産党、社民党、沖縄の風から国会議員がスピーチに立ち「憲法を守らない人に憲法を変えさせてはならない」、「戦争国家づくりは許さない、この一点での共同を広げていきたい」など連帯のあいさつがありました。
集会終了後は豊洲駅に向け、「9条を守ろう」「軍拡でなく福祉にまわせ」などをコールしながらパレードしました。
【岡村悟史通信員】

建設横浜からも23人が参加。憲法を守れとアピール=5月3日、有明防災公園