建設アスベスト訴訟「罪を認めて謝って」建材メーカーへ強く訴え
首都圏建設アスベスト神奈川訴訟「早期解決をめざす決起集会」が1月13日、かなっくホールで開催され、100人を超える参加がありました。
はじめに各団体代表よりあいさつがあり、弁護団から「建材メーカーは争いを続ける姿勢を崩していないが、最高裁で示された判断を基に建材メーカーを断罪するとともに、裁判所主導の早期解決を求めていく」と報告がありました。
行動提起では、2021年5月の最高裁勝利判決を受け、創設された「建設アスベスト賠償給付金制度」によって、原告となっていない多くの被害者の救済につながっていることが報告されました。一方で、認定手続きの改善課題や、屋外作業や期間外の被害者を救済すること、建材メーカーからの拠出によって救済水準を引き上げる課題が残されています。
最後に原告から「とにかく建材メーカーに謝って欲しい。早く罪を認めて救済制度を創設して欲しい」と強い訴えがありました。