【赤紙配り】万歳で送り出す苦しさ。そんな思いはしたくない
日本軍によるハワイの真珠湾攻撃が12月8日に行われ、太平洋戦争がはじまりました。戦争を繰り返さないため、神奈川県母親連絡会の主催で召集令状に模した赤いチラシを配る赤紙配りが鶴見駅前や桜木町駅前で行われ、建設横浜から12人が参加しました。
代表あいさつで「改憲勢力は中国や北朝鮮の恐怖を煽り、軍事拡大と憲法9条の改憲に進もうとしています。しかし、力対力では平和は作れません。戦争放棄をうたった憲法9条を持つ日本は外交による解決に力を尽くすべきです」と訴えました。
チラシを受け取った人は「この紙で戦争に連れていかれるなんて、想像できない」「ウクライナの破壊された映像を見て、衝撃を受けました。戦争は嫌です」と声をかけてくれました。
初めて参加した長島芳子さん(保土ヶ谷西支部)は「赤紙を始めて見ました。当時は言えなかったでしょうが、受け取った人は怖かったでしょうね。親も万歳して送り出さなきゃいけないなんて、苦しかったと思います。そんな思いしたくないし、させたくないです」と感想をくれました。
【依藤春実通信員】