「マイナ保険証」の押し付け反対
保険証の廃止撤回を迫る11・7大集会
各団体より切実な訴え
沿道からは拍手も
医療機関等でのトラブルが絶えない「マイナ保険証」の押し付け反対、保険証を残せ11・7大集会が、日比谷野外音楽堂で行われ、2300人が参加しました。
政府は、2024年12月に現行の健康保険証の新規発行をやめ、マイナンバーカードに保険証機能を持たせ「マイナ保険証」を国民に事実上強制させようとしています。司会者から「総選挙が終わりましたが、政府は現在の保険証を廃止する方針を変えていません。保険証の廃止撤回を政府に迫っていきましょう」とあいさつがあり、続いて東京土建一般労働組合の石村副執行委員長より厚生労働省とデジタル庁への要請行動の結果が報告されました。
集会には多くの国会議員が駆けつけ、連帯の挨拶をいただきました。スタンダップコメディの清水宏氏からは、マイナ保険証の不必要性が笑いを交えながら訴えられました。
最後に参加団体から現行の保険証の存続を強く求める決意表明がされ、建設労組をはじめ、全国保険医団体連合会、高齢期運動連絡会、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会などから切実な訴えがされました。
集会後には、「絶対に保険証は廃止させない」との思いでプラガードを掲げ、シュプレヒコールを上げながら銀座の街を行進しました。
沿道では手を振ってくれる学生や拍手で迎えてくれる方もおり、マイナ保険証への関心の高さがうかがえました。
【平井稔人通信員】