【被告企業側の暴言は許さない】「アスベストのやつらを入れるわけにいかない」
建設アスベスト訴訟 神奈川原告団交流会
建設アスベスト訴訟神奈川原告団は6月19日、夏の交流会を開催、30人が参加しました。西村弁護団長、田井弁護士からこの間の経過報告の後、昼食をはさみDVD上映、ビンゴゲームを通して交流を深めました。
「アスベストのやつらを入れるわけにいかない」。4月11日の被告企業(株)エーアンドエーマテリアル(本社・鶴見区)への要請行動で受けた警備員からの暴言を話す西村弁護団長、全国の弁護団連名で謝罪と面談に応じる申し入れ書を送付したことを述べ、警備員の暴言を認め、謝罪する回答が届いたことを報告しました。「本来ならば会って謝罪をする。エーアンドエーマテリアルのみ、いまだに原告との面談に応じない」とその姿勢を厳しく非難します。
田井弁護士からは屋外工に対する国とメーカーの責任を認めさせること、裁判所より和解案が出ても応じない被告企業に訴訟で勝ち抜き、給付金に拠出させることなど今後の課題が述べられました。
アスベスト菌
話しはしない
交流会で名札の準備をしていた1陣原告の大園キヨさんは4月の要請行動の件に触れ、「『アスベスト菌のお前らとは話しはしない』と言われショックで夜も寝られなかった。もう悔しくて」と語りました。
【岡村悟史通信員】