企業が拠出する給付金法に変更が必要
アスベスト原告団交流会
10月8日建設プラザで建設アスベスト訴訟原告団交流会が開催されました。
1陣の提訴から17年が経ち、1陣2陣の裁判は終結。神奈川では3陣が東京高裁に原告・被告双方が控訴し、4陣は横浜地裁でアスベスト製造企業を中心に現在も争っています。
西村弁護団長から「企業を追い込んだ。今後は裁判解決ではなく、制定された建設石綿被害給付金法に企業も拠出する仕組みに変える必要がある」と映像学習と併せて報告。
参加者からは「どんどん待合室の知人が亡くなり辛い。一日も早く解決してほしい」「医者には、肺がんはたばこが原因と言われた。石綿プラークがレントゲンに写りづらく労災認定に3年半かかった。一人では出来なかった」など声が上がりました。
緑支部の中村義克さんは「4陣として参加し、これまでの経験を教わった。それをこれからの人に伝えていく事が使命なので、頑張ってもう少し長生きする」と酸素ボンベを手放せない状況下で語ってくれました。
【金澤拓也通信員】
酸素ボンベをつけながら発言する中村義克さん=10月8日、建設プラザ








